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がんばっていきまっしょい。

キャラクター消費ってなんだろう、みたいな話。

 キャラクター消費ってなんぞや、ということを考えています。

 消費と言うとなんだか悪意があるようにも見えるかもしれませんが、僕がわりに熱心に読んでいる大塚英志さんがよく使う言葉でその影響を受けているだけですのであしからず。

 やはり昨今このキャラ消費というものがひとつのセンセーションになっているんだろうな、と思います。僕はモバマス艦これもやっておらず、モバマスにはちょこっと触れましたが正直なにがどうおもしろいのかよくわかりませんでした。女の子達もまあかわいいっちゃかわいいんですが、なんか何人も出てくるしよくわかりませんでした。

 で、おそらくこういうソシャゲにハマる人たちと同人文化を嗜む人たちは親和性が高いだろうな、と考えました。
 僕は同人文化に対する興味が皆無に等しく、ぶっちゃけた話知人のものしか読む気になりません。このあいだも夏コミでうろちょろしましたが一冊も買いませんでした。探せば僕が好きな作品の同人もいくらでもあっただろうに、です。(エロ含む)
 なんというか、僕はキャラクターというのは作者の物である、みたいな感覚を持っているようで、自分で考えてみても「あのキャラクタを好きに動かしてみたい!」という欲求がほぼ皆無です。お話はお話としてその正規の物語で完結してしまいます。

 で、モバマス然り艦これ然り、よくわかりませんがキャラ消費のゲームなんだろうと思いました。ついったのTLを眺めていても四六時中誰それが描いたイラストやら物語やらが流れてきますし、それをニコニコしながらふぁぼってRTしてる人もそこいら中で見受けられます。
 ゲーム自体がコミュニケーションツールになっている、とも言えるのかもしれませんが、僕にはこういうのは同人文化の延長に見えるのです。例えば東方というゲームがその先達だったのかもしれませんが、(東方について無知ですが)なんというか「好き勝手にしてしまえるコンテンツ」が流行る傾向にあるなぁと感じます。
 生産と消費のサイクルが完全に閉じていて、無限に生産可能なわけです。どんなことでもありえるし、内包してしまいます。確固たる固有の物語を持たないからですね。魅力的なキャラクタとシチュエーションだけが転がっている、それを拾ってみんなで遊ぼうといった趣旨です。
 たぶん、御輿なんでしょうね。みんなでわっしょいわっしょいすることも含めて面白いんだろうと思います。

 別にこれを良いとも悪いとも思いませんし、時代の流れなんだなぁと思うだけですが、個人的には今のところ楽しみかたがわからないので窮屈であることは確かです。
 で、僕は昨今の美少女がキャッキャウフフしてる日常モノも苦手としているわけなんですが、たぶんこういう美少女日常モノっていうのもキャラ消費が前提となっているのかな、と考えました。(美少女日常モノと一口に言っても範囲が広すぎるかもですが、まあ、はい)
 こっちが妄想を膨らませるから面白いというか、わかりやすい大きな物語がないわけですから、その関係性やら心情やらをこっちで補完しないといけないというか、ぶっちゃけた話僕こういう作品観てても物足りないんです。そりゃ女の子はかわいいですけどそれだけですし、だからなんだといった感じです。
 でもこういうのが好きな人ってたぶん自分で補完したくなるんでしょうね。同人とか読んでみたくなるんだろうと思います。そしてもしかしたら自分で描いてみたくなるんだろうと思います。ラブライブ!のみんなの熱狂ぶりを見ていてもそう思います。前述の通り僕は同人への興味をほとんど持ち合わせていないので相性が悪いんだろうなぁと思います。…僕は案外旧世代なのか?

 まあ、ソシャゲにしても美少女日常モノにしてもやっぱりキャラ消費の時代なんだろうな、と思いました。