開店休業

趣味の徒然うつらつら(2016年他ブログより移転)

考察

RPG世界に於ける「魔物」の私的定義

少し前、僕はJRPG世界を下敷きとした小説を書きました。その時にふと疑問に思ったのが「果たして魔物ってなんだ?」ということでした。 その作品の主人公はいわゆる「魔王」と呼ばれる存在で、必然的にそこを突き詰めて考えざるおえなかったのです。 皆さん…

声優と役者の違いとは、みたいな話。あとそれに絡めた自分語り。

作品至上主義でいくのならば、声優という存在を気にかけてはいかんのである。理想を言えば、声優は生涯一作品だけの出演にしてほすぃ。 — むなし (@a674) 2014, 9月 7 少し前にこんなことをTwitterで言っていて、補足しつつ記事にしてみようと思ったのでして…

映画監督・松本人志についての雑感。

松本人志「R100」についての感想がちらほら目についてその時に考えたことなど書きます。僕はまっちゃんの映画は大日本人しか観ておらず、その後の展開は全く把握できていないのですが、率直に言って大日本人を観た時の僕の感想は「?」でした。あんまり…

キャラクター消費ってなんだろう、みたいな話。

キャラクター消費ってなんぞや、ということを考えています。 消費と言うとなんだか悪意があるようにも見えるかもしれませんが、僕がわりに熱心に読んでいる大塚英志さんがよく使う言葉でその影響を受けているだけですのであしからず。 やはり昨今このキャラ…

友情とかやさしさとか情の深さとか

ついったを眺めているとつとに「友情ってなんじゃらほい」と思い、その流れで「やさしさってなんじゃほい」と思う。もちろんそんなものは各人の中でしか答えの出せないものだが、思う。で、思い出したのがこの言葉。 愛情とは、自分の時間を犠牲にしてでも、…

流行の文章タイトルについて

長文タイトルが流行っている、主にオタ界隈で。 いわゆる文章タイトルというやつだ。「俺の妹がこんなにかわいいはずがない」とか「僕は友達が少ない」とか「俺と彼女と幼なじみが修羅場過ぎる」とかなんとか、「信じて送り出したフタナリ彼女が農家の叔父さ…

ファウスト系ってなんだろう、みたいな話。

一時期注目を集めたファウスト系とは、アニメ漫画で育った僕らの自意識を反映した、アニメ的世界を用いて現実を抉り出す文学としての運動だったのでしょう。 ファウスト系とは純粋なラノベではなく、あくまでもアニメ的世界と現実のひずみ、狭間に生じた表現…

Twitterについて

ついったで発言するってよくわからないというか、きちんと考えると「はて、俺はいったいなんでこんな所でこんなことを言ってるんだ?」といった感覚に陥ります。 人それぞれ目的や求めているものがあるわけで、もちろん僕にだってあるはずなんです。でも僕は…

たぶん初音ミクさんについて。

Mikusan Maji Tenshi 久しく記事を書いていないので、リハビリもかねてミクさんについて書いてみようと思います。つらつら綴りますので、あっちこっちいくかもしれません。あしからず、ご了承下さい。(※なんとか纏めようと頑張ってみましたが、きびしかった…

黒髪ロング補考(綾波レイ鋳型との比較検討)

※左から「新世紀エヴァンゲリオン」綾波レイ/「涼宮ハルヒの憂鬱」長門ゆき/「ゼロの使い魔」タバサ (一つ前の記事が「黒髪ロング考」という第一弾の記事となります) 誰も求めていない補考であります。一ヶ月空いてしまいましたが一ヶ月考えていたわけでは…

穢れなき黒髪ロング(黒髪ロング考)

※この記事は、9/6「クロの日」つまりは「黒髪ロングの日」にブログ「水星さん家」様主催で催された「黒髪ロング祭り」に乗り遅れたものです。(サイト様はこちら→黒髪ロング祭り作品まとめ)よって、単にふつうの投稿記事となってしまいました…。 編集ってつ…

小説作法研究、その2。~視点編~

(その1っぽいのがこのブログのどこかにあるはずです) 以下、自分用メモを少しわかりやすく纏めたものになります。叩き台&踏み台にして頂けたら幸いです。 ■一人称視点→「NHKにようこそ!」「フリッカー式」 ●共感を誘いやすい。何故なら作者は主人公にな…

壊れもの注意!─境界線上に佇む少女たち─

あまりに先鋭化されたもの、また研ぎ澄まされたものは、内奥に激しい緊張を秘めているためおしなべて壊れやすくなるという消息である。 松岡正剛「フラジャイル 弱さからの出発」ちくま学芸文庫 松岡正剛さん「フラジャイルー弱さからの出発ー」を読み、とて…

【小説作法研究1】三人称一人視点編

以下全て僕が僕の為に書いているようなものです。配慮に欠けるところがあるかもしれませんがそれはそれ、ご了承下さい。 なお、今後思索が深まっていくにつれ結論も変わっていくかと思いますが、合わせてご了承下さい。 追申。 これ全て「わからないから考え…

猫、時を司る神。

「猫」と「時間」という単語は、相性が良い。「猫時間」などという造語も作れそうだ。 「犬」と「時間」という単語は、あまり相性が良くない。「犬時間」などと言っても、なんのことやらさっぱりわからない。 猫は、人に「時間」を感じさせる動物である。 猫…

時間と身体

○町の循環速度と自分の精神的な速度とが合わなければ人はいらだちます。それが凶悪犯罪と言われるような犯罪が起こる真の理由です。○その場所の──例えば(中略)東京の速さと自分の精神的な速度が、違うからなんです。(上記二項発言、吉本隆明)○生産と消費…

文学性ってなんだろう。

文学性とは、哲学をしている作品が孕む、受け手を成長させる作用の事である。 作者は何かを探求する為に作品を制作し、受け手はその過程を共有する事で新しい発見を得、成長する。つまり、未知のものに向かって掘り進んでいく、その過程にこそ文学性は宿るの…

美少女ゲーム、性描写があるとないとではどう違うか。その2。

(その1がこのブログのどこかにあります) 結局「エロゲにエロは要らない」って言う人たちって、エロゲという枠組みの中で、エロが邪魔という感情論を語っているに過ぎないんですよね。エロは要らないと言っておきながら、エロゲという枠組みをぶっ壊そうと…

双子萌えについて。(双恋から考える)

僕にとって双子萌えとは差異萌えなのであります。大きな差異ではなく、ものすごく小さな差異だからこそ萌えるのであります。二人がほとんど変わらないからこそ、妄想もとい空想を抱かされるのであります。つまるところ、双子萌えとは「妄想萌え」なのであり…

エロゲの箱がでかい

エロゲの箱がでかすぎます。いいかげん隠せるスペースにも限界があります。普通のDVDパケサイズにしてください。なんであんなにでかい必要があるんですか。外パケめちゃでかくて「これ中に一体何が入っとろう?」と開けてみるとDVDパケがぽつんと入っ…

美少女ゲーム、性描写があるとないとではどう違うか。

結論その1「エロのある・なしは、キャラもとい物語の性質に深く関わっている」結論その2「萌えとは、絶対に手に入らないものに恋焦がれる心の情念であり、要するに永遠に成就しない恋である」 エロがあった方が得とか、そういう問題じゃないと思うんだけど…

ヤンデレについて。

一口にヤンデレといっても意味が広範におよびすぎるので、ここではSchoolDaysの桂言葉を念頭に置き、説明していきたいと思います。では。まず結論を述べさせていただきます。「ヤンデレとは、視聴者が物語に移入できていない(していない)為に、悲劇が喜劇…

北へ行くと、なんでせつない気持ちになるんだろう。

記事タイトルは僕の大好きなゲーム「北へ~diamond dust~」の説明書でプロデューサーの広井王子氏が問いかけている事です。北へ、は北国・北海道を舞台としたゲームです。この問いかけからは「北海道、もとい北のせつなさは万人に通ずるんだ」という広井氏…

桜の美について

……皆様は桜を見て美しいと感じますか?桜、美しいですね。お花見、いいですね。でも桜を見て美しいと感じるのはどうしてなのでしょうか。桜そのもののフォルムとしての美しさ、これはもちろんありますね。あの鮮やかな色。桜吹雪。見た目として美しい。うう…

おたくな僕にとって美しいとは何か。

皆様にとって「美しい」ってなんですか? どういう時に美しいと感じますか?街を染める夕焼けを見たとき?それとも高校球児の涙を見たとき?ああ、世界は美しいで溢れているなぁ。でも、美しいと感じるものは人それぞれ。黄金比率など、ある程度万人が美しい…

滝本竜彦さんについて。

滝本竜彦さんがスランプに陥った理由を考えてみる。以下言うまでもなく全て推測である。怒らないでくだはい。ちなみに僕が読んだものは「ネガティブハッピー・チェンソーエッヂ」と「NHKにようこそ!」の書籍化された二作だけで、(エッセイの「超人計画」…

幼なじみについて。

僕は以前幼なじみ萌えだという事を書いたのですけど、それに関連して新しい発見があるのでその事について書きまふね。この間、橋本治という作家の恋愛論という本を読んだ。そこに「恋愛というものは【同じ】と【違う】がないといけない」という事が書かれて…